プレイヤーの種類


映像データを変換するためのソフトが変わると、変換後に出来上がる映像データが変わります。

そうなると、映像データを見るためのソフトが変わってきます。

ここでは映像データを見るためのソフト（＝プレーヤー）を紹介します。

代表的なプレーヤーは以下の３つです。

各プレーヤーは再生できる映像データが異なります。

再生できる映像データで重なっているものもあります。

重なっていない映像データで、普段よく使うものを考慮して、プレーヤーを選択しましょう。

Windows Media Player10

（asf、wmv、ｗma、avi、その他）

Real Player 10

（rm、ra、avi、smil、その他）

Quick Time Player 6.5

（mov、avi、smil、その他）

ヒント

各プレーヤーはインストールするPCの性能によっては動作しないことがあります。

PCの性能に見合ったプレーヤー、バージョンをインストールしてください。

Windows Media Player10を使用する上で推奨されるパソコンの性能

http://www.microsoft.com/japan/windows/windowsmedia/mp10/readme.aspx#System

Real Player 10を使用する上で推奨されるパソコンの性能

http://japan.real.com/entitlements/nonsub_sr.html?&src=ZG.jp.idx,ZG.jp.rp10_f.rp10_f.760.freeplayer,jp-r1e_entitlements

QuickTime6.5を使用する上で推奨されるパソコンの性能

http://www.apple.co.jp/quicktime/download/system_req.html

各プレーヤーには再生ファイルの設定があります。

いつも使うプレーヤーに再生ファイルの形式を設定しておくと、

ファイルをダブルクリックするだけでプレーヤーが自動的に起動し、

選択したファイルを再生します。

各プレーヤーでの設定は次のようになります。

Windows Media Player 10

アプリケーションメニューへのアクセス（※）から、[ツール]-[オプション]を選択してください。

左図の画面が表示されます。[ファイルの種類]タブをクリックしてください。

再生可能なファイルの種類一覧が表示されます。

このプレーヤーで再生したい形式にチェックをつけます。

（※）プレイヤーのウィンドウ右上の右から４番目にある「▼」このマークをクリックすると、

アプリケーションメニューへアクセスできます。

Real Player 10

メニューバーの[ツール]-[環境設定]-[コンテンツ]-[メディアの種類]を選択します。

画面に表示されている詳細ボタンをクリックすると、左図の画面が表示されます。

このプレーヤーで再生したい形式を選択します。

Quick Time Player 6.5

メニューバーの[編集]-[初期設定]-「QuickTime環境設定」を選択します。

表示された画面のプルダウンから[ファイルタイプの関連付け]を選択してください。

左図の画面が表示されます。

このプレーヤーで再生したい形式を選択します。

ヒント

各プレーヤーの設定重複

異なるプレーヤーで再生形式の関連付けが重複したとき、

後に設定したプレーヤーの設定が優先されます。

時々、音楽CDに映像のmpegファイルが入っていることがありますが、

この場合はmpegを標準再生するように設定されているソフトウェアが起動します。

ヒント

各プレーヤーの特徴

Windows Media Player

ライブラリ機能が使いやすいため、複数のファイルを管理・再生するのに便利です。

そのため、容量が大きい映像よりも、音楽ファイルを再生することに適しています。

また、さまざまなプレーヤーデザインも用意されているので、

別のアプリケーションと平行で利用する際に便利です。

Real Player

映像表示の際、左上に拡大・縮小率が出ており、

画面の大きさの変更が簡単にできます。そのため、映像視聴に適しています。

Windows Media Playerと違い、メニューバーが常時表示されているため、

自分が使いやすいようにソフトの設定を変更できる点も、映像視聴に適しています。

Quick Time Player

Macintoshとの相性がよく、今回紹介したプレーヤーの中で、

唯一スクラブ再生できるプレーヤーです。

そのため、映像再生に適しています。

ここでは、紹介されていませんが、

iTune（Apple Computer社提供）もライブラリ機能が使いやすく、音楽再生に適しています。