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こまめにメインの電源スイッチをOFFにする
撮影対象ばかりを見ずに、周囲の状況も絶えず把握するようにする
脚を肩幅に開き背筋を伸ばして身体を安定させる
手持ちの際、腕は両脇を締めて基本的に両手でカメラを構える
手持ちの際、カメラはなるべく固定して画を撮影する
(対象を追ってカメラを振り回しすぎないようにする)
三脚でカメラをパンやティルトするときは、
動きの最後の位置に身体を調整してからカメラだけ動かしてゆく
被写体の状況に応じて、自然光や室内光を使ったライティングを意識する
(照明機材・レフ板・写真用ビューワー利用)
絵コンテ≫簡単な絵コンテをつくる
テーマを明確にし、簡単な絵コンテをつくる
被写体に動いてもらい、DVカメラは動かさない
撮影者と鑑賞者の間には、同じ映像を見たときの感じ方に大きなギャップがあります。
その理由はふたつあります。
ひとつは夢中で撮影するときの映像の見え方と、
あとでその映像を見返したときの見え方が違うという点。
もうひとつは撮影者は現場の記憶を持つのに対して、
鑑賞者は初めてその映像に触れるため、
自分が予想した映像の動き以外について見ていくのは相当しんどいという点です。
このギャップを小さくして「誰もが見やすい映像」にするためにはとにかく、
カメラを振り回さず「DVカメラを固定する」ことです。
TVやビデオ画面の「映像が動く」ということは、「被写体が動く」のであって、
カメラが動くこととは根本的に違うのです。
三脚を使わずに手ブレを防ぐ方法
@動かないものを支えとして利用し、カメラ自体あるいはカメラを持った手をその支えに密着させます。
A座り、立て膝で膝小僧の上にカメラを載せる
Bあぐらをかいて両足の足の間にカメラを載せる
C他の人の肩にカメラを乗せさせてもらう
D極力ズームは使わない
E脇を閉めて両手でカメラをホールディングする
基本的な構図とアングル
スチールカメラと同じように、「動く写真」である「映像」にも基本的な構図とアングルがあります。
しかし映像の場合には、
写真や建築における黄金比(約1.6対1)のようにそれは絶対的なものではありません。
(名刺の縦横は黄金比に近いです)
@フレーミング・・・レンズの画角サイズを調整して、
被写体を一定の大きさに保って撮影すること。
左右のフレーミングバランスを考えるときには、
中央・右寄り・左寄りのポジションのどれで撮るかで状況説明や奥行き、
広がりに違いがでます。上下のフレーミングバランスを考えると、
被写体の中心は上置き、真中置き、下置きの3ポジションがあります。
人物の顔の場合は特に、上置きにしないと不安定な構図に構図になります。
前後のフレーミングバランスを考えるときには、
前後に並んでいるものを正面から撮るか、斜め横から撮るかで遠近感に差がでます。
Aフルショット・・・被写体をすべてフレーム内に収める画角。
動いている人物の描写や、人物の置かれた状況の説明をするために使います。
足の爪先は画面の端から切れやすいので要注意。
Bバストショット・・・被写体の胸から上を収めた画角。身振り手振りなど上半身の動きと、
おおよその表情がわかるくらいの映像です。
状況説明にも心理描写にも偏らない、中立的で落ち着いた画となります。
この画角をベースにしてフルショットやアップショットへのズームチェンジなどを盛り込むと、
人物描写に多様性がでます。
Cアップショット・・・多少顔が画面からはみ出るくらいな被写体の顔アップの画角。
その表情から被写体の感情・心理・意思を描写したい時などに使います。
さらにその顔への光線状態を考えて撮ると、ぐっと印象が変わります。
(ズームを使わないで寄った広角側アップ) (ズームを使った望遠側アップ)
>背景が広い >背景が狭い
Dロングショット・・・「引き」とも言われる構図。遠景の中に被写体を配置し、
まわりの状況が説明されるような構図です。
Eアイレベル・・・被写体の目線に合わせたアングル。
子供を撮るときには子供の目の高さまでカメラを下げて撮ります。
そうすることで被写体に安心感を与える効果もあります。
(見おろすと印象が変わります↓)
Fローアングル・・・DVカメラを低く構え被写体を下から見上げるように撮影するポジション。
被写体の存在感や動きに迫力を出したいときや、映像にインパクトを与えるときに有効です。
※「アングル」とは「被写体に対してのカメラの構える高さ」のことを言うため、
被写体によってどの高さがローアングルでどの高さがハイアングルになるかは変化します。
Gハイアングル・・・「フカン」とも言われる構図。
手持ちの時にはDVカメラを頭の上に持ち上げて高く構えたり、
脚立の上や建物の2階へ上がるなどして高い位置へカメラマンが移動することで、
被写体を見下ろすように撮影するポジションです。
被写体の周囲の状況を説明するときや、
より広角で画面に空間の広がりを演出したい時などに有効です。
------------------------------ 撮影技術 INDEX ------------------------------
STEP1.
STEP2.
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