- 編集セオリー -

プロの作品を考えてみる

さらに上の映像制作を目指すためにさまざまなプロの映像作品を見ることをお勧めします。

ただ見るのではなくこの映像には何が必要でどういった事前作業が行われているか、

どこで映像を切っているか、

そのカットや構図に製作者のどういった意図が隠されているか観察しながら見るようにしましょう。

 

映像別の見所

 

ドキュメンタリー

ドキュメンタリー映像はすべての映像の基礎と言われています。

ドキュメンタリーの主人公を中心に時にはドラマティックに時には客観的に撮らなければなりません。

また映画と違い取り直しができないし不測の事態が起こることもあります。

あらかじめ撮影計画を立てさまざまな事態に備えなければなりません。

学ぶことが非常に多い映像作品といえます。

 

映画

映画は言わずと知れたエンタテイメントの大道です。

制作に膨大なお金がかかるためどうやって多くの人を感動させ、興行を成功させるか、

プロモーションから脚本、配役にいたるまで、

すべてにおいて観客を満足させるために緻密に考え抜かれた映像といえるでしょう。

(自主映画や実験映画など商業をあまり考えない作品もあります)

その典型といえるのがハリウッド映画です。

ハリウッド映画は世界配給を視野に入れて制作されています。

人種を問わず人間が面白いと感じる法則のような物が多数使用されています。

 

ニュース、情報番組

ニュース番組や情報番組は視聴者に情報を発信し理解させなければなりません。

また情報を正確に伝え歪んだイメージを与えてはいけないため、

判りやすく見やすい映像に的確なテロップとナレーションが特徴です。

どのタイミングで映像にナレーションを入れるか、

テロップの情報量などの参考にすると良いでしょう。

 

ミュージックビデオ

ミュージックビデオはもともと音楽やアーティストなどの

プローモーション(販売促進)のために制作されていましたが、

現在では海外のミュージックビデオを中心にアートとしての意味合いも強くなっています。

音楽にリンクしたさまざまな映像を見ることができます。

映像にとって音楽も大きな要素ということを確認できるでしょう。

実験的な撮影法に挑戦している物もあり最新の映像効果を見ることもできます。

マトリックスで有名な時間が止まったシーンを、

カメラがグルッと被写体の周りをまわったように見える「マシンガン撮影」も、

もともとはミュージックビデオで実験されたものです。

 

CM

皆さんが最も目にする映像作品がCMではないでしょうか。

CMは15秒〜30秒の間に商品を印象付けなければならないため、

あの手この手で商品の良さを表現します。

CMによって商品の売上が左右されるため膨大なお金をかけているものもあります。

しかしCMは発想勝負。

お金をかけたから良い作品ができるわけではありません。

クリエーターの「ひらめき」を見ることができます。

世界的なコンテストもあり、ただの販売促進映像という意味合いだけではなく、

一つの作品として確立され最近注目されている映像の一つです。

また、その国や地域の風習や時世を表している物もあり国別で見て楽しむのも良いでしょう。

 

アニメーション

絵や人形を少しずつ動かし撮影し一コマずつ繋げ動画にしたものを言います。

皆さんがアニメーションと聞いて思い浮かぶ物は、

テレビなどでよく見るセルアニメ

(現在はデジタル化が進みセル画はほとんど使用されていない)でしょう。

しかし、アニメーションには写真を加工しコマ撮りしたものや、

クレイアニメ、人形アニメなどさまざまな種類があり、

実写映像では味わえない雰囲気をもっています。

制作には膨大な時間がかかるため根気が必要です。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送