- 編集セオリー -

複数のカメラが使用できる場合の編集



アクションカット

カメラでひとつのアクション(動き)を撮影し編集でつなげる手法。

引きで撮影したカメラ1
アップで撮影したカメラ2

例)子供のお遊戯を撮影する時、

一つのカメラは引きで踊っている子供を中心に他の子供や周りの映像を三脚を使って撮り、

もう一方は子供の表情を中心にアップの映像を撮っておいて、

編集時引きの映像の次に子供の楽しそうなアップの映像を入れると、

その場の雰囲気や子供の表情が伝わってくる。

 

アクションカットの割合は7:3

二つのカメラでアクションカットを撮影したとき、基本は7:3の比率で組み合わせる。

3:7でも良い。

ヒント

基本は視認性の高いアップショットの割合を

少なく、短くする。

7:3

 

アクションカット応用編

A点・・・アクションをダブらせる編集。巨大な物のアクションなどダイナミックに見せるのに有効。

(先行/後続カットの重複部あり)

B点・・・先行ショットを強調した映像。寄りの映像の割合が多いため、主観的なアクションカット。

(重複部なし)

C点・・・アクションの中心でつなぐ編集。主観、客観どちらにも属さない編集点。動きがコマ落ちして見えるときもある。(重複部なし)

D点・・・アクションを飛ばす編集。ダブって見えるアクションの編集や、アクションをテンポ良く見せたいときに有効。(重複部あり)

E点・・・一般的な編集点。無難なつなぎ方。

(重複部なし)

 

 


アクションカットの注意点

@被写体が動いている場合速度を合わせる。

A先行ショットと後続ショットのつじつまを合わせる。

 

 

先行のショットで動物がこちらを向いている。

後続のショットでは横を向いている

 

先行のショットで動物が横を向いている。

後続のショットでも横を向いている

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